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写真のレタッチを始めました

ガイドブックの作り方

2019年2月26日 Comments (0) Views: 232 Diary

役割が終わろうとしている

とてもいいことなので書いておきます。最近、ガイドブックの役割が終わりに向かっていると身をもって感じることが増えました。

たとえば旅行先でどこのレストランに行こうかと思いますよね。まずはネットで検索します。それでGoogle Mapで場所を調べて歩き出す。ほら、ガイドブックって必要なくなってきたような気がしませんか? 外国ならビザとか空港から市内へのアクセスとか、基本的な情報は本屋やサイトを見るにしても、直前になったら自分で確認するのは鉄則です。どこかで見た情報を鵜呑みにしたって、たとえばビザがなければ入国できないのは変わらない。本にも「いついつ時点の情報です。ご旅行の際は最新情報をご確認ください」と明記してあるものです。だから、クレームを言ったところでしょうがない(最新情報は印刷後は追えないわけですし)。

結局のところ、旅行を楽しめるかどうかは気合とか積極性とかではなくて、安全管理と情報力でしかありません。何がやりたいかを自分の旅ビジョンを決めて、それをしっかりと調べて、危険ではないか確認して愉しむ。それは古今東西変わりません。ただ、情報ソースが変わってきたということが大きく違うんですよね。ツールが便利になったというのもあります。だって、グーグル翻訳を使えば、「こんにちは」すら言えなくても会話が成立するようになったんですから、ほんとうに素晴らしい。

で、そんな状態なのに、ガイドブックを買う人は増えるといえば、確実に減っていくのは明らかです。私はガイドブックを作ってきた人間です。最初、編プロに就職したときには正直、会社のお金で旅行したいと思い(ある意味企画ですね)就職したわけですが、ガイドブックという市場のなんというか不思議な構図に「う~ん」となったのを思い出します。旅慣れれば必要なくなるものなので、いずれはガイドブックという市場はなくなるのが結果としていいことなんだろうなと思いました。ガイドブックを必要としない人が増えるほうが旅慣れている人が増えていることであるし、旅行先のひとと話す機会も増えるし、なんといっても自分のやりたいことであったり、予想外のことを愉しむ、旅本来の楽しみに使える時間が増えます。

ぼくは旅行とは予想外のことを楽しめるかどうかにかかっていると思います。予定通りに日程をこなして、何もトラブルがなく帰ってくることが大切、という人とは正直旅行をしたくない。少しくらいのトラブルがあって、それが思い出になって、家族だったり、恋人だったりの関係性はより濃厚になるんじゃないかと思っています。だから、ガイドブックはないほうがいいと思ってます(つい最近まで作っていたのにね)。

これから先、加速するでしょうね。変化が訪れます。ということは楽しい時間がやってくるということです。いろんな人がいろんなプラットフォームで旅の楽しさをプレゼンしていくでしょう(今までもそうだけど)。まず海外旅行するなら歩き方を買わなきゃ。という人もいなくなる。では旅行するときはどうなるのか。休みがある→旅行しようということから、旅行してこれを見たい→ではいついつ休もう というように変わっていくんだろうな。そうなると、GWとか年末年始以外に旅行が分散されていくようになって、旅行シーズン到来という言葉が死語になったりするかもしれない。そうなるともっともっと楽しくなりますね。

という話でした。

写真は香港のビル建築現場。これほど高いビルでも、竹で足場を作ることの、変わらないことと、それでも大きな事故(起こっているのかもしれないけど)が起こっていないことのすばらしさ。スゴイの一言です。

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