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2020年7月8日 自費出版(内情) はコメントを受け付けていません。 Views: 70 Diary

自費出版(内情)

今日は自費出版の内情(大人の事情というやつ)をご紹介します。

出版社が考えていることと、著者が考えていることを比較してみると、この自費出版というものがどうゆうもので、著者として自費出版する場合はどうすればいいのか、がわかりやすいです。

簡単にいえば、自費出版はキャバクラのキャバ嬢と、お客さんの関係に近いです。つまり上手に出版社を使わなくて意味がないということ。

出版社の考え

本を出したい人のお手伝いをする、というのが「建前」です。本音は「本を作るお手伝いをするのでお金をください」というものです。まぁ、それがサービス・仕事ということになるわけです。ネット広告で見かけますが、自費出版をすればあなたも作家デビュー!?というコピーがありますが、

これはほぼウソです。

キャバ嬢がボクのことを好きなのかもしれないと本気で思うほどに、夢の・・・いや、イタイ話です。

ちょっと考えてみてください。出版社は経済活動をしています。お金になりそうなものに社員の時間や会社のお金を注ぎ、利益を回収しなくてはいけない。

出版社はSNSを巡回して売れそうなコンテンツを探すのはもう当たり前です。フォロアーが何万人いたとしても本にして売れない時代です。自費出版で本にしたものがミラクルヒットするのはほぼありません(あるとしても10年に1本くらい? そもそも、それだけネタがあるのであればブログやSNSで発信してフォロワーが増えて、出版社が声をかけてきます。そして、そのルートをたどる方が、はるかにミラクルヒットの可能性は高いです)。

出版社は「著者発掘」を考えて自費出版を行っているわけではありません。自費出版はまったくもってサービス業でしかない。だから1冊も売れなくても出版社は痛くもかゆくもないようにビジネスモデルを構築します。そのモデルでお金を稼ぐために、キャッチコピーとして、「小説家デビューも夢ではない!」と夢をチラ見せします(キャバ嬢が大して面白くもない話を聞いて爆笑したり、話ながらアナタの足に手を置くなどがそれにあたります)。夢の印税生活(←この言葉、ほぼ死語になっていますが)、何かのコンテンツで定期的に印税が入ってくるというのは自費出版では

ぜっったいにありません。

非常に残念なことではありますが。

著者の考え

キッカケは商談などでふとクライアントやお客さんがいった言葉かもしれません。「社長は波乱万丈な人生、本にしたら絶対売れますよ」「社長の文章は面白いなぁ、人を引き付ける魅力がある。本出さないんですか?」、そんな恐ろしい言葉です。

それとある一定層には「本を出す人=すごい」という構図が残っています。「え? 誰それさんが本を出したんだって」と聞いて心の底からうらやましいと思ったり、「やっぱり誰それさんってすごい人なんだ!」と思うのはある一定層が強く反応します(ポイントはある一定層であり、全員ではないということです)。

著者が考えていることは端的に申しますと

箔が付く
そして
売れるかもしれない

ということに尽きます。

そりゃそうですよね。本を書いたら面白いんじゃないか、そして面白いのなら、売れるのではないか。そう思ってしまいます。

でもそれは舞い上がりすぎです。もしも本を出さないんですか?と悪魔の声をかけてきた人に聞いてみてください。

「ではその本をいくらで買いますか?」と。

そうすると、いろんなことがわかります。

まず「いくらでも買いますよ!」という人。この人は確実に買いません。
「内容によりますね」と答える人は、いくらでも買いますよ!という人よりも堅実ではありますが、面白くなければ買わないでしょうね。
「1000円なら買いますよ」という人がいたら、その人とは生涯の友になりますので、とても大切にしてあげてください。残念ながら、10人中、1人いればこれ以上にない幸せなことです。それくらい、1000円(500円でもいいのですが)と具体的な数字を出してリアクションしてくれる人は少ないんです。

みなさん、「買ってくれますか?」と切り返したところで本性が出てきます。これは人に裏表がある、という性悪説について話しているわけではありません。

そもそも、本を読む人はかなり減っています。あなたは今年本を何冊買いましたか?スマホで1日何時間も記事を見ますよね。でも、本のページをめくるのは1日何時間もありますか?ね、それだけ本は私達の生活から離れた存在なんです。

そして、買ったとしても本は開かれることは非常に少ないです。たぶん、あなたが一生懸命書いた本は100冊売れたとして最後まで読むのは10人いるかいないかです。取引先やお客さんは買ったとしても最初の数ページを開き、パラパラとめくって、終わりになります。「はじめに」の途中で、パタンと本を閉じることだって多いでしょう。

ということは自費出版をするにはどうしたらいいのか。それを次の記事で書いていきます。

お楽しみに。

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