よりみち酒場 灯火亭

良書です。
涙がこぼれます。

今、私は間借りレストランをやっているのですが、この小説を読んでいると取り入れたいなというメニューがよく出てきます。食べた感想もさることながら、作り方もかなり本格的に説明してあって、「あ、こんな料理を作ってみたいな」とか「あのお酒と合いそうだな」と想像が膨らみます。こんなお店があったら行ってみたい、こんなお店を作りたいという食を軸にいろいろなことを考えさせてくれます。

舞台はたぶん三軒茶屋。そこにある小さな和食店「灯火亭(ともしびてい)」の常連さんやスタッフにまつわる、かなりいい話。寒いときに、店内に入り、ぬる燗を飲む。その温かさが五臓六腑に染み渡るように「じんわり」と心に温かさが染みるエピソードがちりばめられています。

茅ヶ崎の取材が入っている頃、電車に1時間30分とかそこそこ長距離乗るので旅のお供にと手に取ったのですが、まぁ早々に涙ぐみました。予定調和な流れで話がまとまっていくのかと思いきや、想像を軽く超えていく。そんな展開ばかりです。たしかに居酒屋でおいしい料理とお酒を目の前にすると、絡まっていた心がほどけていく。ほどけて家に帰って終わりというわけではなく、料理と誰かに話すことでほどけた心は何かが変わるということがよくわかりました。

たとえば仕事でトラブルがあってむしゃくしゃするとしますよね。居酒屋に入って、はじめはいらいらとしてた心が料理とお酒でほぐれていくのです。どうしてあんなことになったのか、なぜあのようにいわれたことに対してあんな言葉で返してしまったのか。そんな反省だけで、自己嫌悪になっていたのに、おいしい料理がそのことをうまくほぐしてくれます。なんで相手はそんな言葉をぶつけてきたのか、なんでそんなことになったのか。そして、ふと、原因が見えたり、自分の至らなさがわかったり、相手の愛情が見えたり。そんな人生のヒントが降りてくる。

何度か登場するフレーズに「来た時と帰るときの顔つきが変わっている」というようなことが書かれているのですが、そんな魔法が起こるのが居酒屋なんだろうなと思います。

自分が間借りを初めて半年。常連さんもできました。こんなことをいうとおこがましいですが、お客さんは自分と話すのを楽しみにいらっしゃっているんだろうなとよく思います。時間があるときはいいのですが、満席になるとなかなかひとりのお客様とじっくりとお話するということはできません。場数を踏めばできるのかもしれませんが、まだまだそんなことができないんです。でも、この本を読んで気が付いたのは「言葉を使わなくても表情で、たとえば笑顔や会釈だけでも会話はできる」と知ることができました。

たとえばそれはお客さんが食べたそうな料理をお通しで出す、ということも立派な会話です。言葉と言葉で行う会話よりもずっと深いところにまでいけるかもしれませんよね。熱を加える、たったそれだけでごちそうに早変わりします。お浸しも冷たいままではなく温める。煮びたしも温めるだけで香りが開きます。たったそれだけですが、たったそれだけのことでぐっとお客さんは話しやすくなります。

季節だけではなく、お客さんのことをよく見て料理を提供する。なかなかできることではありませんが、意識するだけでかなり違ってきます。料理のもつ力。それを再認識させてくれた一冊です。熱燗もレンジで温めていましたが、湯銭してみようと思わせてくれました。たぶん、お酒によって適温があるのでいろいろと試してその温度を見つけることができたら、もっと楽しくなるんではないかなと思います。

もう2カ月も前のことなんですね

香港取材から、もう2カ月。
あっという間に月日は経ちまして、もう秋の香りが漂いつつあります。

香港は非常に刺激的な場所で、これから旅行者が伸びるだろうなという変な確信があり、取材にいくことにしました。ひとつは雑誌のページ作りなのですが、もうひとつは現地の方と一緒にサイトを作っていくという企画を形にするために向かいました。



「旅の楽しみって何?」と最近よく考えます。それは休暇だったり、逃避だったりといろいろな意味合いがあるんでしょうが、自分が思うに「未知との遭遇」へのリアクションなんじゃないの?と思います。

「計画通りに行くこと」
当たり前のように願いますよね。とくに仕事。プライベートでも願うことは多々ある。

でも、プライベートはちょっと違うのかもしれません。計画通りにいった場合って「面白くなかったり」「記憶に残っていなかったり」しませんか?トラブルがあったほうが思い出に残っていたりする。

あのトラブルがなかったら、たぶんこの人と友達になってないなとか。

ね? そんな人生のターニングポイントが旅先でのトラブルだったりしますよね。

で、香港に戻るわけですが、香港をぼーっと眺めているだけでもいろんな疑問がわいてくるわけです。超高層ビルに住むとどんな生活なんだろうとか、どんな人が住んでいるんだろうとか、日本人って住んでるの?とかね。それを紹介したらどうかな?と面白くなるんじゃないか?って思たわけです。もちろん、それをあらかじめ知っておくことで”トラブルを避けよう”という話ではなく、もっと文化的な視点を深めたり、純粋な疑問を解決するコラムを作ったり。その先には投稿形式で、トラブル情報を載せていきたいですね。注意喚起をしつつも、こんなトラブルをしました、それでこんな出会いがありました、というトラブルからどんなことが生まれたかを紹介していく、そんなポジティブコラムも。

取材中もいろいろなトラブルに見舞われます。起こったことをいかに最小限にするか、企画変更したときにどのようなことを考えたかなど、編集者ならではの「あるある」もたくさんあります。←これも面白いですね。

まずは香港から。形にしてみようと思います。

飲食店さんのチラシを作りました

ポスティングされている飲食店のチラシって料理がおいしくなさそうですよね。
地元のレストランがチラシを作るので、今回は企画から参加させてもらいました。

完成がこちら。
現在印刷中で、明日到着予定です。
クライアントさんが喜んでくれたのがうれしいのですが、お客さんが一人でも増えてくれることを願っています。チラシはどんなに手を抜いて作ったって、一人でも多くのお客さんが来たら「成功」です。お客さんが増えなかったら、どんなにこだわって作ったってそれは「失敗」。結果がすべてなんです。

この結果が「成功」となったら、いろいろなレストランに営業していきます。出版もウエブもイベントも、お客さんに喜んでもらわなくては「失敗」なんです。それを肝に銘じて楽しんで作っていきます。

レストランといわず、チラシ&サイトのご依頼、お待ちしております。

チラシ_表

10/6(晴れ)

みなさん、しっかり休んでますか? がつがつと働くことを美徳としていませんか? 日々、全力疾走して、木曜日(あっ!今日だ)くらいにはバテ気味。明日は待望の金曜、あと一日がんばらなくっちゃ。気分はもうホフク前進でへとへと。そんなことはありませんか?

休みってことは結果として仕事の効率を上げることになる、という記事をツイッター経由で見まして、それをふんふんと読みまして、こんなことを書いているわけですが、やっぱり休むのは大切なんだなと再認識しました。

ちなみに記事はこちら。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161006-00138385-toyo-bus_all

今日は福島で開催するイベントの主催者とお会いしました。アキレス腱を切ってしまったので、松葉づえで登場した女性は剣道をやっていたり、バレエをやったり、日本舞踊を長くやっていたり。体を動かすことが好きな女性なのに、アキレス腱を切ってしまった。ものすごくかわいそうでした。

話した内容はイベントへの思いだったり、基本となるデザインの方針だったり。でも、ほとんどは雑談でした。いろいろな話をしながらお互いを知ったというところですね。それにしても楽しかった~。

とくに印象的だったのが
・剣道で相手に勝ったとき、がっつボーズをしてはいけない理由
・阿波踊りがどうして見る人を引き付けるか、踊りたくなるか
ですね。

その道をきわめてきた人の話はやっぱり面白いですね。

あっ、それと千歳船橋で行われるビッグイベントの撮影を担当することになりました。情報解禁になりましたらお知らせしますね。

企画を考えています

海外旅行の楽しさが伝わる企画を考えています。

それはLCC(ローコストキャリア)で巡る旅なのか、
それとも何かを目的にした旅なのか。

お金はどこから集めるかを考えなくてはいけません。
ちょっと前まではお金は後で着いてくるだろうと見切り発車をいっぱいしましたが、結局お金の回収にまではなかなか回れず、荷が重たくなってやめてしまう案件もありました。だから、しっかりとお金をどこからもらえるのかを考えなくてはいけないと肝に銘じまして。

旅行業界って派手に見えますが、かなり利益率が低いっていうのをご存知ですか? あるツアコンさんに聞くと、利益率5%くらいが一般的で、うまくいった企画で10%くらいなんですって。だから、多くの人数を連れていくという発想になっていくみたいです。

旅行って楽しいけれど、不安もありますよね。そのドキドキ感を楽しめるひと、そのドキドキ感を楽しめないひと、いろいろな人が旅行に出ます。ドキドキ感をなるべく味わいたくない人が旅行会社のツアーに参加するのが多いのでしょうか? だからかな?ちょっとしたことでクレームになっちゃうことがあると、その人はいいますし、その対応が中心になっていて、旅行を企画するのが大変だともいいます。

アナタはどんな旅行をしてきましたか?

私は自転車で川崎から小倉までいったり、ヒッチハイクで西日本を巡ったり、韓国で野宿をしようとしたら教会で寝泊まりさせてもらったり。そんなハプニングだらけの旅行をしてきました。人生はハプニングの連続。旅行くらいは予定通りに行きたいもの……なんて考えずに、「何か思い出に残るハプニング、起こらないかな?」なんて思いながら旅行してみませんか?

トップの写真/©おさぴー

ちとふな散策

ここ最近は「スイス」と「ハワイ」の仕事をしています。
ちょっと前までは首都圏近郊の取材にいっていたのでいきなりワールドワイドな感じです。

その合間を縫って、地元の飲食店さんを撮影しています。この写真はそのときのカットです。夏に撮っているのに、なんだか哀愁が漂っていて晩秋な空気感が出ちゃいました。

※撮影のお仕事お引き受けします。お気軽にご連絡くださいませ。

撮影のお仕事(お花屋さん)

お花屋さんの商品を定期的に撮影しています。
そのお花のプチinfoとともにお店のtwitterにアップしていきます。
(twitterとHPが連動しているので、アップ情報がHPに表示されていきます。HPも要で作成いたしました)

月に2回撮影するのですが、お花の旬や名前の由来など
いろいろなことが体に染み込んできます。

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昔の写真①

昔の写真を整理しています。

飛行機大好きなんですよね~。
もう5年も前のことですが、成田空港近くの秘密の場所がありまして、そこから飛行機を撮影したフォルダが出てきました。まだカメラも始めたばかりで、露出とか、いろんなものをいじっては試行錯誤している写真がいっぱいでてきました。

飛行機のお仕事でしたら、ギャラは多少安くってもやりますよ~。お気軽にご連絡くださいませ。
(あと女優の深津絵里さんも極安でやります~)

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イギリスのお仕事をしております

VisitBritainさんから写真をお借りして、
イギリスの素晴らしさを少しでもお伝えしようと思います。

この写真はロンドンのもの。
テムズ川沿いにたつ「ロンドン・アイ」という観覧車から撮影されたもの。
日没後、少しだけ訪れるトワイライトの時間に撮影されたんでしょうか。
(この時間は夜景撮影で狙うタイミングで、空も写って、イルミネーションやライティングも写るオススメの時間帯なんです~)

それにしてもキレイですね~。
観光に、グルメに、ショッピングに。

夏になればテイクアウェーしたサンドイッチとドリンクを持って、
公園で食べるのがとってもおすすめです。
キレイにグリーンになった芝生をベッドに昼寝……。
そんな素敵な観光はいかがですか?

Aerials